今回は厚木市在住のお客様からお電話にてご依頼をいただきました。
まずは電話で、「相当汚れているから覚悟しておいて!」と凄みのある一言をいただきました。
そこで・・・
こちらも万全の覚悟で挑ませていただくこととなりました。
作業当日お客様のお宅の訪問。
レンジフードを確認させていただくことに・・・
写真をご覧いただければ分かりますが、レンジフードの全体にびっしりと油汚れが張り付いていて、換気扇部分は分厚く油が堆積している状況でした。
これではキッチンでお料理していても気になっていたと思いますし、何よりも十分に換気も出来ていなかったのではと思われます。
ならば今回も気合を入れて、お客様に気持ちよく使っていただけるように全力のクリーニングを開始します。
まずはフード部分を、ヘラを使いこびりついた油の塊をこそぎ落としていきます。
いきなり水や洗剤をかけてしまうと油が溶けて柔らかくなり、張り付いてかえって取りづらくなってしまうからです。
それと同時に取り外したファン等の部品はアルカリ性洗剤をとかしたお湯に漬けこみ(浸け込み洗浄)、油を浮かせます。
この際もあらかじめヘラで油の塊をとっておくと効率よく油を落として行けます。
フード部分の油の塊を大方取り除けたら一度水拭きし、湿らせてから洗剤を塗布します。
洗剤も塗布したらすぐに擦るのではなく時間を置き汚れに対し洗剤を浸透させることが効果的です。
これは油汚れだけではなく掃除全般に言えることで、力強く擦りあげ洗浄するよりも、あまり力を入れずともきちんと時間をかけて洗浄したほうが汚れを落とすことができて素材を傷つけにくいです。
フード部分に洗剤を浸透させている間にファン周りの洗浄をてがける等、並行して作業を進めていきます。
すべての作業を順序だてて手際よく行うことで、作業時間が短くなり、いい仕上がりにもなっていきます。
さすがに今回のレンジフードは手ごわかったですが・・・
洗剤を塗布し浸透させ、スポンジで擦り、水ぶきで汚れをふき取りを幾度か繰り返すことでついに落とし切りました。
ついでに汚れていたキッチン部分のタイルも掃除し、お客様に確認していただき作業完了です。
本当に手強い汚れでしたがどうにかお客様に満足頂ける仕事が出来ました。
次回もまたよろしくおねがいします。